サンタさんが…?

12月生まれの子どもたちは、自分の番が来るのをずっと楽しみに待っていました。


年少さんは学年で集まって保育室でお祝いしました。
誕生月のお友だちはハキハキと発表していて、その姿をじっくりと見つめ、お祝いの気持ちの拍手を送る子どもたち。
クラスを超えて、お祝いする楽しさ嬉しさに気が付いてきている子が多くなってきました。

 




年中さんは、はじめて年長さんと一緒に最初からお誕生会に参加しました。
見ている人が多かったので、いつも以上にドキドキ。
でもみんなの前に立つと、「お組、お名前、何歳になったか」を、堂々と発表してくれました。

年長さんは、おかあさんやお父さん、お友だちや年中さんといった大勢の前で緊張する気持ちを感じながらも
堂々と大きな声で発表することができました。

 




その後、ある先生が鈴と小さなプレゼントの落とし物を拾ったことをみんなに伝えると…
「え?サンタさん?」とざわめく子どもたち。

「でもサンタさんは、今プレゼントの準備で大忙しだから違うんじゃないかなあ…?」
と先生がお話していると、遠くから鈴の音が聞こえてきて…



赤い服を着たサンタさんがやってきました!






驚きと喜びで大興奮の子どもたち。
目をキラキラと輝かせながら森の広場に入ってくるサンタさんを見つめます。


年長さんの中には「えんちょうせんせい じゃない?」とお話する声もありましたが、
後ろを振り返ると園長先生がいることに気が付き「ほんもの の さんたさんか!」と納得して嬉しそうにしている姿もありました。

 




「サンタさんはどこから来たんですか?」
「雲の上のサンタの国から来ました」


「なにを たべるんですか?」
「雲を食べています。」





「どんな おもちゃを つくっているんですか?」
「木のおもちゃを作っています。」





「なにで きたんですか?」
「雲の上にトナカイと待たせているソリでやってきました。」


「どんな ぼうしが すきですか?」
「やっぱり、サンタの赤い帽子が一番好きです。」




「どんな いろ がすきですか?」
「やっぱり白が好きです。」




「どんな くだものが すきですか?」
「好きなものが、たくさんありすぎて答えられません。」




子どもたちからたくさんの質問が飛び出てきて、サンタさんに答えてもらいました。
サンタさんの口からでる答えの一つひとつに、

「そうなんだ!」「やっぱりね~!」
「まえに きてくれた ときも そういってた!」
と声を出しながら、サンタさんとの時間を楽しみました。



さらに、サンタさんは清心幼稚園のお友だちに、プレゼントを持ってきてくれていました。
代表の年長さんが、サンタさんから受け取ります。




最後に、先生から「この後はどこに行くんですか?」と尋ねると…

「ナイショです。」とサンタさん。



次はどこに行くのか、想像をふくらませながら、サンタさんを見送る子どもたちでした。





お部屋に戻ると、サンタさんからのプレゼントが!
「どうやって おいたの!?」
「まほう つかったんじゃない!?」とわくわくでいっぱい!






「「「さんたさん ありがとうー!」」」
と空に向かってお礼を伝えたり、




「このやまの なかに おうちが あるかもしれない!」
とスコップで掘ってサンタさんのお家を探す子もいました。






クリスマス前に特別に遊びに来てくれたサンタさん。
来年も、来てくれるといいですね。

2021年12月20日