年長組 みてみて!きいて!


待ちに待った「みてみて!きいて!」の日。

朝からドキドキ、ワクワクの子どもたちです。

森の広場へ行く前に、みんなで丸くなって、「がんばるぞー!おー!」と気合いを入れました。

今年の「みてみて!きいて!」では、2曲の歌とグループごとのお話劇を発表しました。


まずは、「ぼくらはみらいのたんけんたい!」の元気いっぱいの歌声から、スタート!

改めて、年長さんの歌声の力強さが伝わったのではないでしょうか?




続いて、お話劇場です。

当日、3つのキーワードとあらすじが載っているパンフレットを配りました。

 


 

 


~1部 ~

①劇団「ジャングル」


チームのみんなで作ったお話を、みんなの前で発表すると、他の1部のお友だちの様々なアイディアも加わり、更にお話しが広がっていきました。

衣装作りでは、みんな「こうしたい!」とはっきりとしたイメージを持って作っていた子どもたち。

カラスの羽やどんぐりの服、ロボットなど、こだわりの衣装や小道具ができました!!



 

 


②劇団「ぎんたろう」

1人ひとりが役になりきるため、衣装作りを頑張っていたぎんたろうグループ。

お話の中で宝箱の鍵を見つけるシーンでは、

毎回子どもたち同士で3つの鍵を隠しては見つけて、活動を楽しんでいました。

「みてみて!きいて!」の日は、実際にどこに隠れてるか分からない鍵を見つけてもらうことに!

友だちと力を合わせて鍵を探した子どもたちでした。

 


 


③劇団「イトマン」

アナゴや巨人や海という、キーワードにないワードも登場し、どんどんイメージが膨らんでいったイトマンチームのお話。

お話の中で出てきた不思議な言葉の呪文と振り付けは、子どもたちが考えました。

この呪文は、この劇を見ていたお友だちも一緒に、呪文を唱えて劇がより盛り上がりました!

 

 


④劇団「ようせい」

とても団結力のあったようせいチーム。

お話も劇も衣装も…、グループのお友だちがアイディアを出し合ってどんどん作っていきました。

見どころは、鬼と遊ぶシーンに、ガーちゃんは「ガーガー」、ポニーちゃんは「ポコポコ」と、それぞれの鳴き声(蹄の音?)で、はないちもんめを歌っているところです。

子どもたちならではの発想ですね!


 

 



~2部~

①さくらチーム  

さくらチームは3つのキーワードからすぐにイメージが膨らみ、その場で、宇宙人やポニー、たまごパトロール隊にそれぞれなりきりながら会話をし、その会話がそのままお話になりました。

「みてみて!きいて!」当日は、なべなべそこぬけや、「前よし!後ろよし!右よし!左よし!出発!おー!!」という掛け声、みんなの息がぴったり合っていましたね!

 


②化石探検隊

化石探検隊チームは、作ったお話を劇で楽しんでいる中で

「おてらとオペラって似てるね」

「おてらでオペラを歌う〜♪ラララ~♪」

「ダジャレできた!」

と、そこから「ぼくこんなダジャレ知ってる!」と最近子どもたちの中でダジャレがブームになっていたこともあり、ダジャレ大会が始まりました。

そのような言葉あそびもお話の中に取り入れ、子どもたち同士のやりとりをご覧いただきました。



③劇団「ゆうとごう」

ある日、幼稚園にいる合鴨が産んだ卵を、カラスが捕って行ってしまった出来事がありました。

その出来事が心にずっと残っていた子どもたち。

3つのキーワードとその出来事が合わさることで、イメージが広がっていきました。

お話の中でも合鴨役の子がいたり、卵が捕られてしまうシーンが出てきたり、園長先生役の子が卵を守ろうとしたり、、、

日常の出来事や活動が「みてみて!きいて!」の日に繋がっていきました。

 


 

 


④くもグループ

おともだちとイメージをどんどん膨らませてお話をつくっていたくもぐるーぷ。

「ここでおばけがでてくるよ!」「 もぐらのきょうだいにしよう!」と、 毎日お話が変化して、「今日はどんなお話になるのかな?」と、とてもわくわくしました。

劇の中に登場した落とし穴を、友だちと力を合わせて作った子どもたち。

大きな段ボールから穴をくり抜くために「ここおさえて!」「たすけにきてー!」と声を掛け合う姿が、さすが年長さんでした。

 

 

 


 

 

お話劇場のあとは、全員で「ハッピーチルドレン」の曲を歌いました。

曲中の振り付けも、子どもと一緒に考えました。

とても可愛らしかったですね!



「みてみて!きいて!」当日は沢山のお客さんがいる前での発表でしたが、緊張する気持ちも感じながら、1人ひとりが役になりきり楽しむ様子がありました。


「みてみて!きいて!」の後に感想を聞いてみると、

「きんちょうしたけど、たのしかった!」

「ドキドキとワクワクがいっぱいだった!」

「○○くんのえんちょうせんせいやくが、かっこよかった!」

「○○ちゃんのいしょうが、かわいかった!」など、本番での気持ちやお友だちの劇を観て思ったことなど、子どもたちの様々な思いが聞けました。

言葉だけでなく、子どもたちの姿や表情からも、達成感に溢れる様子が伝わってきました。



2020年12月23日