年長組 みてみて!きいて!について


「みてみて!きいて!」とは、

その時に子どもたちが楽しんでいる様々な活動を、

保護者の方々に見ていただく行事です。


清心幼稚園では、子どもの主体性を大切に考えており、

保育の延長として、出来る限り子どもの普段の様子を

お見せできるような発表の形を取っています。

その時々に出てくるアイディアや子どもの気持ちを

受け止めながら発表する為、

当日までどうなるか分からないのも魅力の一つです。


今年の年長組は2曲の歌とお話劇を発表しました。



今回のブログでは、お話劇がどのように出来ていったのかをお伝えします。




11月の末に、子どもたちにとって身近なキーワードを使って

お話作りをしました。


[がーちゃん(合鴨)][ぽにーちゃん][かなへび]

[たまごパトロール隊][冒険家][どんぐり]

[カラス][カマドウマ(虫)]


[海][宇宙][川][森]


これらのキーワードを書いた紙を袋の中に入れて

くじ引きのように各グループ3枚引きます。

 


そして、子どもたちはグループのお友だちと一緒に

この3つのキーワードを使って、お話を作りました。

 


例えば…

「がーちゃんとポニーちゃんが海を泳いで鬼が島に行った!」

「カラスが不思議な穴に入ると、食べるとパワーが出るどんぐりを見つけて…」

などと、どれも子どもたちのアイディアあふれるお話でした。

 

お話が出来た後は、登場人物になって表現することを楽しみ、

その中で、どんどんお話が膨らんでいきました。

 


役を決め、劇を見せ合うと、他のグループの

お話の面白さに気が付く子どもたち。



お話や役を変えて演じ、

お互いに刺激を受け合いながら活動を深めました。





グループの友だちと協力する姿、

子どもたちが役になりきり楽しんで表現する姿、

そして子どもたちから生まれた想像力あふれるオリジナルストーリー。

子どもたちの「みて!きいて!」の気持ちも大きくなり、

みんなで相談をして

全員で劇の発表をすることにしました。




次のブログで「みてみて!きいて!」当日の様子と

各グループのお話劇の取り組みついてをお伝えしますので

お楽しみにしていてください。



2020年12月22日