年長組は助産師の柴亜希子さんから、「いのちのはなし」を聞きました。
はじめは”おちんちん”や”おまた”などの言葉に「ちょっとおもしろいね」「恥ずかしいね」と笑う子もいましたが
その場所は将来、赤ちゃんを作るため産むために使う、とても大事な場所だということ
だから、大事にしなければならないこと
赤ちゃんはどのようにお腹の中で大きくなっていくのか…
お話を聞いているうちに、真剣な表情に変わり、じっくりと柴さんのお話を聞いていました。
「これが、赤ちゃんの一番最初だよ」と受精卵の大きさを針で小さな穴をあけて表現した紙を配られると
「こんなに ちいさかったの?」
「どうやって おおきくなるの?」
と興味津々で光にすかしたり、お友だちと見比べてみたり…
お母さんのおなかの中で大きくなっていく赤ちゃんの様子も、人形を使ってお話してくださいました。
次々と大きくなる赤ちゃんの体と袋に、「おおき~い!」「かわいいね!」
と嬉しそうに声を出しながら見ている子どもたちでした。
中には、「ぼくは へそのを がからまって でてきたんだよ」
「わたし、あしが した だったんだって」とお話をする子もいました。
最後は『うまれるよ!』というDVDを見て、実際にお母さんから赤ちゃんが生まれる様子を映像で見せていただきました。
グッと瞳に力を込めながら見る年長組さんでした。
質問の時間には
「なんで たまご(受精卵) はちいさいの?」
「たまごのときは どうやって えいようを もらっているの?」
「とんねる(産道)を とおれないときは どうするの?」
「なんで あかちゃんは おっぱいをのむの?」
と、なんで?どうして?を積極的に聞いていました。
自分やお友だちがどのようにして産まれ、喜ばれたかを知り
「だから、みんな自分のことやお友だちのことを大切にしてね」との声かけに、小さくうなずく姿が印象的でした。