うめ組 みてみて!きいて!

 

12月18日にうめ組の「みてみて!きいて!」を行いました。今年度はコロナ対策として、保護者の方には人数制限や検温、アルコール消毒などたくさんのご協力をありがとうございました。

 2学期になり、よりお友だち関係が深まる中で、「きょう、かえりのかいではっぴょうしたい!」という声が挙がることが増え、みんなにみてもらいたい気持ちが高まりました。帰りの集まりなどで発表をする機会を積極的に設けることで、自分のことだけではなくお友だちの楽しんでいることや頑張っていることにも目を向け、「つぎは、〇〇をやってみたい!」と新しい活動にも挑戦するきっかけに繋がりました。

 今回は「みてみて!きいて!」を迎えるまでの保育の様子をお伝えしたいと思います。



☆楽器

 はっぱを踏んだ時の音、ままごと用のお皿に赤い実を落とした時の小さく可愛らしい音、ポニーちゃんが歩くときの音…毎日の生活の中には耳を澄ませると聴こえてくる“特別な音”があります。「いいおとみーつけた!」を合言葉に、沢山の音探しをしている子どもたち。

 ある日、お部屋に缶やどんぐりなど、さまざまな素材を置いておくと、それぞれがイメージを持って、「世界に一つだけの楽器」を作ります。

 朝のお歌を音楽隊バージョンで行い、みんなで演奏に合わせて歌ったり、お部屋での発表会だけではなくや時には、Fハウスの開放的な空間で、演奏をすると…みんなの音がきれいに重なり、ピタッと音が止まる時には、「今のよかったね~」とグループとしての一体感も生まれていました。




「おへやより、おそとのほうがおきゃくさんがくるかも!」という提案から園庭にステージを設けると、たくさんのお客さんが来てくれ、「もっといろいろなひとにみてもらいたい!」という気持ちが高まりました。







 

演奏する曲を決めるための相談タイムでは、お友だちの提案に「いいね~!」と乗ったり、時には「きょうはちがうきょくがいい!」など意見がぶつかり合ったり、「さっきゆずってくれたから、こんどは『にじ』にしよう!」と譲り合ったり…みんなで相談をし、納得をして決めることができる姿がさすが、年中さんでした!



☆劇チーム 

 「げきはじめまーす!みにきてくださーい!」と大きな声でお客さんを集める子どもたち。お誕生会のタオルを使った人形劇を観てから、お話作りの世界に夢中になりました。





 劇と聞くと、作られたお話が事前にあり、決まったセリフを毎回同じタイミングで言うというものが多いように感じます。主体的保育の中では、お話作りもその場で言うセリフも必要な小道具の準備も全て自分たちで行います。そのため、実際に劇を始めてみなければどんなお話になるのか分かりません。

だからこそ、「あ!まじょがやってきたー!」などと、お友だちの何気ない一言がきっかけとなり、そこから劇の中でやりとりが始まります。事前にお話が決まっていないからこそ、戦う際の本気の表情、敵を倒した時のやりきった顔、本当に心配をする姿…、何度も練習をしていたら見れない生き生きとした姿が魅力の一つです。



 当日は、普段とは違う環境で、ドキドキする気持ちから声が小さくなることもありましたが、それも自然な姿です。

 保護者の方にも見ていただいたことで、次の日も「きのうのつづき、やろうよ!」とより劇ごっこの楽しさに夢中になっています。まだまだ、お話の世界は続いています!どんなお話になっていくのか、楽しみです。



☆マジックショー

 8月のお誕生会でマジックを見たことで、「やってみたい!」と最初は先生のマジックを真似っこしていたうめ組さん。しかし、だんだんと「まじっく、つくったよ!」「これもまじっくになるんじゃない?」といつの間にか、自分たちでマジックを作り出します。その発想力に毎回、驚かされました。

 

 


 マジックショーを開くとたくさんのお客さんが!だんだんと顔つきも本物のマジシャンのようになっていきました。





 また、年長さんがあやとりを見せに来てくれたことで、「おねえさんみたいになりたい!」と年長さんのお部屋に通い、教えてもらう様子もありました。そんな他学年との縦の繋がりと自主練の成果もあり、グングン上達しました。

 

当日は、急遽4つの技に挑戦をしたり、面白い音を出して盛り上げたり、マジックのネタが登場の際にバレないように…と専用のかばんを作っていたり…一人ひとりが見せ方を考えて、発表するなどこだわりがいっぱいのマジックショーになりました。



☆大縄

 主体的活動では、大縄に長蛇列ができるほど人気です。

 最初はへびさんを楽しんでいた子も、お友だちが何度も跳んでいる姿を見て、「ちょうせんしてみる!」とコツコツと練習をしていました。 

 ある日には、「60かいとべた!」と調子がいい時もあれば、次の瞬間には4回で引っかかってしまい、「さっきはとべたのに…」と悔しさから涙が止まらない時もありました。そんな自分との戦いの中でも、「もくひょうは、100かい!」と前向きに頑張る姿や引っかかってしまっても「もう1かいやる!」とひたむきに努力をする様子に周りのお友だちも自然と「がんばれー!」と声を掛けていました。





 「おへやのなかでも、おおなわしたい!」という声から、布をみんなで協力をして、破いて、結んで大縄を作りました。完成し、いざ回してみると…布の紐を結んだだけでは、ペラペラで上手く回せず、すぐに引っかかってしまいます。みんなで悩んでいると、「みつあみしたらいいんじゃない?」というアイディアが挙がります。女の子が代表をして三つ編みをしていると、「これってみつあみっていうんだ!」と男の子も教えてもらいながら、編むことができるようになりました。

 

 

 

 


 実際に跳んでみると「さっきよりも、とびやすい!」という発見がありました。



「大縄を作る」という何気ない活動の中に、お友だちと協力をして破る、布と布を結ぶ、束ねた物を編むといった、手先を使う工程がたくさんありました。その中で「はじめてむすべた!」という嬉しい報告も!



 当日は、大きな拍手と温かい眼差しで応援していただき、ありがとうございました。まだまだ次の目標に向かって頑張っています!





☆恐竜

 ある日見つかった謎の骨。「きょうりゅうのかせきだー!」とそこから発掘作業が始まりました。

 



 「これはきっとティラノサウルスのほね!」「〇〇(自分の名前)ザウルスもいたよ!」などと、実際に生きていたらどんな姿イメージを広げている姿があったので、大きな紙の上に「こんなきょうりゅうがいたらいいな」とグループで描きました。







 「これはしんぞうだよ」と紙に見つけた骨を貼っていました。当日は、ガムテープを使って骨を紙に貼る様子を見て頂きました。ガムテープを切る作業は力の入れ方など子どもたちには難しいですが、工夫をしながらだんだんと切れるようになっているところです。




 また、違う日には「きょうりゅうのくににいきたい!」とタイムマシーンを作っていました。大きいカラー積み木は、2人で協力をして運んだり、タイムマシーンに座れないお友だちがいると、詰めてあげ、「ここあいてるよ!」と教えあう姿もありました。お友だちを自然と思いやる気持ちが育っているのだなと感じることができ、心が温かくなりました。

これからもそんな姿を大切にしたいですね。









 さて、「みてみて!きいて!」を終えて、お部屋に戻ると

「たのしかった~もういっかいやりたい!」

「ちがうわざもみてほしいな!」

「きんちょうしたけど、はくしゅしてくれてうれしかった!」などと達成感でいっぱいだったうめ組さん。



 これからも子どもたちの「みてもらいたい!」という気持ちを大切にしながら、感じて、考えて、行動をしている姿に寄り添って、毎日を過ごしていきたいと思います。



 


2020年12月18日